誰でも大好き

DD。つんく♂教。

ビジュルムスペシャルイベント

東海ラジオ和田彩花のビジュルム」のスペシャルイベント。これが感動するほど素晴らしかった。1人での和田さんってあんなに愛らしいのか。メモを取れなかったので、和田さんの発言内容が曖昧なのが残念なところ。

前半は公開録音で、後半はゲームコーナーとライブ。公開録音以外の部分は啓太が司会だった。

 

和田さんはふちにチェックのラインの入った黒いポロシャツを、膝下の黒いAラインのスカートにインして、黒のローファー。資料のファイルを抱える姿が大学生っぽいコーディネートだった。可愛かった。

 

まずは「ビビッときたもの」として、写真や動画を交えて和田さんの美術手帳や自室のポスターなどを紹介してくれた。ブログとかに載せるのは好きじゃないので、初めて公開するとのこと。

美術手帳は、普段美術展を見に行った時に感想を書きとめているノートで、大きいサイズのおそらくモネの絵が表紙のものと、小さいサイズのベルトモリゾが表紙のものの2冊。師匠のような存在の方からフランスのお土産に貰ったものだそうで、「私もやっと、フランスに行けます」「とっても大事なものなので、なくならないように大切に使っています」。中身はひたすら文字がみっちり。モネの晩年の絵について「赤 赤 赤!」と書いてあったり。

ビジュルムの台本に情報を書き込むのには付箋を使っているとのこと。小さい鞄が好きだから、鞄には付箋だけ入れて、そこに書いておいて台本に貼ったりするんだそう。皆さんもこういうときにはこの方法でやってもいいですよ!と言ってくださった。このとき写真に写っていたビジュルムの台本はヌード展の際のもので、2、3行しか読み取れなかったけれど、オンエア内容より踏み込んだ考察が書き込んであった。きっといつも、どれは話してよくてどれはよくないのか、かなり取捨選択した上で、言葉を選んで伝えてくれているんだろうと感じた。

部屋に貼ったポストカードで1番のお気に入りは安藤忠雄さんのもの。サイン入りなんですよと自慢する和田さん。「でもサインしてもらったわけじゃなくて、サイン入りのが売ってたんです。それでゲットしました」と笑っていた。

和田さんの部屋の床に置いてあるのはロートレックの「シンプソンのチェーン」のポスター、ダンサーの方の舞台写真を和田さん自身がコラージュしてポスター風にしたもの、額装したライブ衣装の生地。ライブ衣装の生地は去年のもので、柄が刺繍で素敵だとブログに書いたら、それを見たスタッフの方が余っていた生地をプレゼントしてくれたそう。

ポストカードを入れたファイルは、めくりながら撮影した動画で見せてくれた。ファイリングは美術展に行き始めた2010年からずっとやっているそうで、展覧会のタイトルをマステで貼ったり、シールでデコってある。初期のものを見ながら「このときは子供だったので色々貼りすぎてますね」と。途中、絵画のポストカードに混ざってファルスのポストカードが映り、「プライベートなので!」と照れていらした……

 

次のコーナーは名古屋市美術館副館長の深谷さんと「モネ それからの100年展」についてのトーク深谷さんもここまで客席で和田さんの私物紹介を見ていらしたので、「本当に美術がお好きなんですね。いま見てて、私よりたくさん見てますよ」「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!(猛烈に否定する和田さん)」というやり取りからスタート。和田さんが切れ目なく話すので、深谷さんがマイクを口元に持っていく→戻すを何度も繰り返していた。

この番組でゲストを呼ぶことが初めてだったそうで、和田さんは緊張していたけれど、女性アイドルが年長者を持ち上げ続けるありがちなスタイルではなく、美術の道の大先輩と話すことができて嬉しい、相手から色々な話を聞きたい、自分の話も聞いてほしい、そういう素直な敬意と親愛の情が溢れた素敵なトークだった。

「副館長さんは単純にこれが綺麗だって思ったりするんですか?」という質問の素直さが印象的だった。あと副館長さんがセザンヌが一番好きだと聞いた時の反応も。すごく詳しく聞きたそうだったけれど進行しなければいけなくて残念そうだった。

「おすすめグッズ」というカンペを見るやいなや、突然立ち上がり靴を脱ぎ、ポーズをとって「そうです!あの!副館長さん!!私モネの靴下を履いてみました!!!」と見せびらかす和田さんが、もう暴力的なまでに可愛く、意識が遠のいた。つま先の睡蓮の柄を見せるために、靴を脱いで、踵は床につけてつま先をピンと上げて。あんな綺麗な大人の女性にそんなことされたら恋するしかない……

 

公録の最後は伝言ゲーム。和田さんがスクリーンに背を向けて立ち、表示された絵をお客さんが2分以内で説明して和田さんが当てる。作者は言って可。パス可。5人とも正解ならサイン入りポストカードをプレゼント。

真珠の耳飾りの少女、夜警、草上の昼食、民衆を率いる自由の女神、星月夜。アンリルソーの夢だけ伝わらなかったけど、答えを見た和田さん「この絵嫌いなの!」。

このコーナーは参加させていただき、ポストカードを頂戴しました。モネの睡蓮のポストカードの裏に、番組名とサイン、この日の和田さんの横顔が描いてある。

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ここからは啓太司会で早押し美術クイズ。和田さんvsお客さん3人。美術クイズだと和田さんが有利だということでハンデが設けられており、お客さんチームは広辞苑スマホ使用可、ということで用意された小道具の広辞苑をめくる和田さんがとびきり可愛かった。和田さんが勝ったら名古屋土産ゲット、負けたら罰ゲーム。

参加希望者がなかなか集まらず、「消極的だね〜たったの1度の人生じゃないか〜♪」と歌ってたのも可愛かった…。

クイズ1回戦の追加ハンデは、和田さんは万歩計を振って100歩になるまで答えてはいけないというもの。啓太の制止ガン無視でスタート前から振りまくる和田さん、なのに相手が2回答えてもまだ30歩強しか振れてない和田さん、可愛い。

1回戦の罰ゲームがセクシーポーズと聞いた和田さんが「嫌だって言ってる人に無理やりやらせたらセクハラなんですよ」「こういうところから社会を変えていかないといけないと思うんです」「皆さんがフーッとかいうのもよくないですよ」みたいなことを言っていたの本当に素晴らしくて、ああ本当に好き、となった。啓太も客席も笑って済ませる流れではあったし、和田さんもサラッと引き下がって「むろからコツを教わったんです」みたいな感じでこなしていたけれど。

 

2回戦の罰ゲームは、きしもんとタケちゃんの映像から。
竹内「きしもんのバースデーイベントに来まして、一発ギャグをプレゼントしてもらったので、それをわだちょにもプレゼントします!では師匠どうぞ!」
岸本「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ…そんなことばっかり言ってないで前見て歩こうよ!」

全員が戸惑う謎の一発ギャグ。

2回戦はさらに参加者が集まらず、挙手していた2人が1席挟んだ位置だったということで、その間に座っていた人に「あなたは?」と圧をかけて出場させていた。こわい。

2回戦目の追加ハンデとしてけん玉を渡される和田さん。
啓太「けん玉がけんに刺さったら解答できます」
和田さん「(無言で皿に玉を乗せようとする)」
啓太「スタートしてからですよ!あとそこけんじゃないよ!」
和田さん「ここがけん」
啓太「!?」

けん玉でズルをしようとして啓太に怒られてるのに「もう!話しかけるから失敗する!」みたいに逆ギレする和田さん、最終的に啓太から見えない角度でやりだして「俺に背を向けるなよ!」とさらに怒られていたし、全部無視していた、かわいい。

 

最後にライブが一曲。名古屋で歌っていない曲だからと、Song for the DATEを。私が聴くのは横浜以来だったけど、あのときよりずっとずっと力強く逞しい歌声になっていて、違う歌みたいだった。卒業発表を挟んだからなのかとも思ったけど、きっとこちらの受け取りようが大きいのだろう。もっと高くもっと遠くへ行こう……

 

ビジュルムとしてやりたかったことのひとつ、公開録音ができて嬉しいとにこにこする和田さん、次にやりたいのはバスツアーとのこと。ここは「あやちょがバスツアーやりたがってた、とだけ拡散しておいて」と言われたのでそれ以上は言及しないでおく。

 

私は名古屋イベが初めてだったので、お見送りという制度を理解しておらず、暗がりから突然和田さんが現れて心臓が止まるかと思った。ありがとうございますありがとうございますとペコペコするだけで通り過ぎてしまったけど、バスツアー行きますぐらい伝えたらよかった。