誰でも大好き

DD。ハロプロ至上主義ですが、他も見ます。可愛い女の子はみんな正しい。

アイドルの寿命

女性アイドルは若くなくてはいけないし、独身でなければいけない。嵐は35歳になってもアイドルで女子高生にキャーキャー言われるし、V6は既婚のメンバーもいるけれどグループとしてまだまだ疑似恋愛の対象たり得ている。けれど、女性アイドルでそんな存在はいない。是非はさておき、そういう現状がある。

だから、女性タレントを長続きさせるなら脱アイドルを図っていかないといけない。熱狂的なファンだけを相手にするアイドルから、もっと広い層に訴求するアーティストに。そうすれば年齢を重ねても、結婚してもやっていける。

 

でも、℃-uteはアイドルからアーティストに舵を切っても大丈夫だ、という自信を、事務所も本人たちも持てなかったのではないかと思う。

個々のファンはずっと活動し続けてほしいと思っていたとしても、続けるための方向転換の試行錯誤が、総体としてのファンには受け入れられていないように見えたかもしれない。踊れるセットリストでないと批判したり、セクシーな曲を拒絶したり、変化を嫌う人は少なくなかった。アーティスト路線に変更して成功した先輩もいない。あややごっちんでさえファンを減らした。

握手しないと売れない現状から、ファンに手を離されたらやっていけないと思ったかもしれない。女性ファンが増えたとはいえ、セールスの多くを熱狂席な男性ファンに頼っているのはデータを見れば分かっただろう。結婚した諸先輩の動員数がどうなったかも。

 

個々のヲタが脱アイドルを許容する義務はないんだけれど、ヲタは狭量だという前提があった上でユニットを長期継続していくために、もう少し早くから事務所として打つ手があったのではという無念さがある。

短期的に利益が得られなくても、一般層向けの露出を続けないといけなかったのだろう。ヲタが離れてもやっていけるように、ヲタ以外の人気を得ていく必要があった。大事な時期に個別三昧だったのはきっと悪手だった。でも、そんなリターンの保証されない投資が出来るほどの体力は事務所になかったのだと思う。

48やジャニーズを見ていれば、アイドルが一般層にも訴求するためには喋れないと不利だというのはわかったはずなのに、頑なにトーク技術を学ばせなかった。いつまでも内輪向けのトークを、ファンが喜ぶからと「ぐだぐだ」と自認していながらも改善しようとしなかった。

地道に本業だけ頑張っていればいつか見つけてもらえるはず、という甘えた展望があったのではないか。

ただ、ここまで長く続いたのは事務所にとっても本人たちにとってもあくまで「結果」で、最初からそう計画していたわけではないのだから、中長期的に明確なビジョンがないのはやむを得なかったのかもしれない。